トーシツである私にとってはアブナかったかもしれない薬

私が今まで普通に病院にかかって出された薬のうち

とくに危なかったのはメジコン(デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物)です。

私はもともとハウスダストのアレルギーがあるのですが、一度急性気管支炎になって耳鼻科へ行って出されたのがメジコンでした。

もちろん咳が出て困るから咳止めのメジコンをというのはもっともな考えでそれ自体はおかしくないですが、私が統合失調症だという点を考慮すると、神経伝達物質をいじると統合失調症の症状が急性期のようにドーンと出てしまう、具体的には妄想が出てしまったのですね。    

私も知らないで最初無警戒に服用したのですが、精神科の外来の時に今服用していますと薬局でもらった説明書を主治医の先生に見せたら先生ジーっと考えこんでいる。その間も咳は止まらず、その場は咳で眠れないし咳き込むと体力も消耗するしというのでメジコン服用許可してもらったのですが、何回か服用しているうちにだんだん気分がふわふわするようになって夜中に支援センターの掲示板にわけのわからないことを投稿したりしだして、自分でもその投稿を読んで、これでは他の人が読んだらかすがさんどうした?と思うだろうなというような状態になってしまいました。そして実際その投稿を読んだ人がk anさんにこんなコトになっていますよと注意喚起したらしく、k anさんも心配していたそうです。

 その後、一番危ない夜のメジコン服用をやめて、朝と昼だけにして短時間の睡眠を確保したり、整骨院柔道整復師さんに教えられたように部屋の換気をしたり、ベッドまわりの洗えるものやコタツカバーやホットカーペットカバーを洗っているうちに咳もだんだんおさまってきて、メジコンを飲む必要もなくなってきたので

このメジコン騒動も一件落着。

 あとは、その後風邪をひいて内科に行った時に「私は統合失調症なのでメジコンと中枢神経に影響してしまう薬はやめてください」(中枢神経の方は訪問看護のsさんに聞いた)とデカい態度で言ったらお医者さんが「風邪の薬は眠くなるからねえ」と言いつつだしてくれた薬がPLだったので、ホッとしたり、今度耳鼻科にかかるときは、メジコンだされたt耳鼻咽喉科ではなくて aクリニックにしようと密かに決心したりしました。

 年末から喉が変で声がおかしくなったり咳が少しでたりしていたからパブロンをしばらくのんでいたけれど、年があけたら今度はくしゃみ鼻水でくしょくしょするようになってきたので、これは花粉症か?と思って心に決めていた aクリニックに行ってみようと思っています。

 ただこれを読んでメジコンってそんな危ない薬なんだ、じゃあ私も飲むのやめようとは思わないでください。

 統合失調症の患者は神経伝達物質の異常があるので、メジコンは気をつけた方がいいというだけで、その他でメジコンが必要な風邪や気管支炎の患者はたくさんいらっしゃると思います。