身体醜形障害

醜貌恐怖症と書いた方が通りが良いでしょう。以前に常にマスク姿(まだ新型コロナが出てくる前)で、何か言われると私自分の顔が嫌いなんです、という人がいた。それでそういう人もいるんだと思っていましたが、私がその人のように醜貌恐怖症にならなかったのは単に運が良かっただけなのかも、とこの頃思います。

なにしろ、私の父は私のことが嫌いで、母に「まほの顔のどこが嫌いなの?」って聞かれて、私の顔をみたあと「目が嫌だ!」と言ったり、大学に入学するときに整形手術を勧められたりした。その他の細かいことは思い出せないけれど、否定的なことを常に言われていたのは覚えています。

それでこの頃いろいろな障害について勉強してる最中なので、私が自分の顔をブサイクだと感じるのも何か理由があるのかもと思って調べている最中に、醜貌恐怖症という障害に引っかかりました。

ただ私は本当に自分が醜貌恐怖症だとは考えていなくて(醜貌恐怖症だったら今ごろ生きていないかも)少しそういう気配があるのかな?というくらいで留まっています。

なにしろ醜貌恐怖症の場合、自殺率が45倍。私40何年生きていて死のうと思ったのは一度だけ。その一度も結局実行は出来なかった。そして死のうと思ったのは覚えていても、なんで死にたかったのかは覚えていない。(私のことだから親との関係に疲れたのかな?)

あとは醜貌恐怖症だと、自分が映るものすべてが気になったりするらしいけれど、私は鏡とかガラス戸とかは気になっても、スプーンとかまでは気にならないよな?と考えてやっぱり、醜貌恐怖症とは少し違うかなと思っています。

ここまで読んで、なんだよ結局違うんだろって思われても仕方ないですが、醜貌恐怖症の苦しさは少しだけどわかる気がします。

自己肯定感が低いのも醜貌恐怖症と同じだし。(こんなこと書いていて、読んだら引く人もいるかな?と思うけど、私にとって親との相克は避けては通れないのであえて書きました)

いろいろ考えさせられた障害のうちの一つです。